主にピンボールについて語ります
最新記事
(02/05)
(02/05)
(02/01)
(12/01)
(07/12)
P R
カレンダー
PR
2014/09/25(Thu) 18:00:26
無限に広がる大宇宙・・・の片隅の地球の建物の一角に存在する、小さく完結した小宇宙。
それは人類に残された夢幻のフロンティア。
それはピンボールのプレイ・フィールド。
ピンボール台の上には何があるか見てみましょう。
また、これら用語はピンボール解説を読む上でも重要です。
それは人類に残された夢幻のフロンティア。
それはピンボールのプレイ・フィールド。
ピンボール台の上には何があるか見てみましょう。
また、これら用語はピンボール解説を読む上でも重要です。
プランジャー
右手側にあるのはまずボールをプレイフィールドに弾き出す「プランジャー」
引っ張って離すバネ仕掛け全開の「ハンドプランジャー」
ボタン押すだけ超お手軽「オートプランジャー」
があります。
実は生まれた当初のピンボールには、なんとフリッパーがありませんでした。
プランジャーで発射したボールがプレイフィールドに踊りでたらあとは落ちるだけ。
高得点の穴に落ちたらOK!という、そういうゲームだったんです。いまではスマートボールと呼ばれますね。
パチンコとも共通の祖先なんでしょうか?
その名残として、プランジャーにもしっかりゲーム性が施されています。
ハンドプランジャーは打ち出す力を微調節し、うまく的に当てるなどすれば得点するもの。
オートプランジャーはタイミングを測って発射させるものが多いでしょうか。
これをスキルショットと呼びます。
通り道のことで、ボールが通る道は全部レーンです。
用語としてよく見かけるものは
リターンレーン
フリッパーへ向かいます。
アウトレーン
ボールが落ちます。台によってはキックバックなどの救済装置がある場合も。
トップレーン
台の上の方に3つか2つ並んだもの。スキルショットで狙うことが多く、大概バンパーとセット。
ランプ・レーン
地面の上でなく空中に架けられた通り道。ランプをゆくボールの姿はまるで台上を舞い飛ぶ天使のよう。
ループ・オービット
台を大きく半周するように回るレーン。
ロールオーバー
床の上のセンサー。ボールが上を通ると反応します。
トップレーン、リターンレーン、アウトレーンには普通ありますね。
その場合、通ることで何か獲得します。獲得したものはライトが光って知らせてくれます。全部光らせるといいことがあります。
フリッパー操作によってこの点灯が左右に移動することが多いです。
ジェットバンパーとかマッシュルームバンパーとか呼ばれます。にぎやかな台の上の囃し立て役ですね。
当たるとボールをものすごく弾き飛ばします。ガンガン弾きます。大概3つか4つ集まっていて、ある程度閉鎖的な区画に隔離されています。
低得点ですが、得点を上昇させられることが出来たり、逆にジャックポットなどの得点を上げる効果があったりしますね。
また、バンパー地帯に行くとなかなか帰ってこないため、マルチボールの際邪魔なボールを隔離したい場合に使えます。
当たるとボールをものすごく弾き飛ばします第二弾。
でもバンパーよりもキチッとした性格です。
フリッパーの上が定位置ですが、台によっては壁に埋め込まれてることも。
これがフリッパーの上にある存在理由は謎ですが、無いと物足りない。
そんな奴です。
ループなどのレーン上にあり、ボールが通過すると回転する板。
回転に応じて得点などがもらえます。
回すと気持ちいいです。可愛いです。
ドロップ・ターゲット
沈むターゲット。逆にスタンダップターゲットと呼ばれることもあります。
いくつかで一組になっていて、ひとまとまりをバンクと呼びます。
ただし3バンクドロップ・ターゲットというと、
「3まとまりのドロップターゲット達」ではなく
「3枚のドロップターゲットで構成されたバンク」という意味のことが多いです。
どっちが本来文法的に正しいかよくわかりませんが・・。
ゲーム上で極めて重要なターゲットであることがほとんど。
ドロップターゲットに当たったあとの弾かれたボールが怖いんだこれが。心しましょう。
スポットターゲット
沈まないターゲット。沈まないだけで概ね上に同じ。ヒットターゲットとも。
これも弾き球が怖い。
プレイしてるボールとは別に、台上で閉じ込められ当てられるのを待ってるマゾなボール。
当たると反動で吹っ飛び奥にあるスイッチ類にヒットする。
クリーンヒットさせないと奥まで行かないようになってることが多いので、しっかり強く撃って満足させてあげよう。
ホール
イジェクトホールとも。穴です。
穴があったら入れたくなる。そうやって人類は発展してきたのですから。
大概、何か条件を満たした上で入れると何かが起こる。
満たしていないと何も起こらず吐き出されれくるってことが多いです。
入れると気持ちいいです。
ちなみにフリッパー下の落ちたら死ぬ穴もホールで、アウトホールと呼びます。
入れても気持ちよくないです。
文字、絵(ライト、インジケーター)
盤面上には文字が書かれてることが多いですが、中には光るものがあります。
レーンを通すと一文字光る・・・バンクを完成させるたび一文字光る・・・
そういうのは全文字光らせるといいことがあります。
それ以外にも、各ライト、インジケーターはゲームの進行具合を知らせてくれます。
ピンボールルール解説においてもこれらライトの点灯または点滅の状態を示した上で解説されます。
例えば「ExtraBall」とか「JackPot」とか光ってる場合は絶対入れるなり当てるなりしましょう。
実機において、垂直に立ってる台の看板部分です。
得点などが表示されたり、台によっては色々趣向が凝らされています。ピンボールの芸術性を観る上で欠かせないポイントです。
アナログのリール式の得点表示してるものを「エレメカ台」
電卓みたいなフォントでデジタル表示するようになって以降の台を「ソリッドステート台」とよびます。(厳密には違うかも)
ドットマトリクス・ディスプレイ
実機ピンボールにおいて、上記のデジタル数字表示に変わって90年代以降の台で見られるようになった電子画面です。
デーム進行に応じて様々なアニメーションが展開されます。
ミニゲームによってはここだけで遊ぶモード「ビデオモード」があります。
ハジムはどちらかというとドットマトリクス以前の台が好きです。
ゲーム機用デジタルピンボールではあまり見られません(もっと直接的な演出ができるので)が、
ZENのPinball FX2シリーズには採用されていますね。
これで盤上で迷子になることもないでしょう。
その4では代表的なフィーチャーについて解説します。
講座①を読む。
この記事にコメントする